2016/11/03

☆新商品入荷☆キクにも劣らぬ雅やかさ!「ダイモンジソウ秋扇」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・タカネノコンギク

・キバナサガギク

・シロバナサガギク

・アカバナサガギク

・イシヅチイワギク

・オタフクナンテン

・ダイモンジソウ「シュウセン」

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からオタフクナンテンとダイモンジソウ「シュウセン」について紹介していきます。

オタフクナンテンについて

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  • 学名・・・Nandina domestica cv. Otafukunanten
  • 属名・・・メギ科ナンテン属
  • タイプ・・・常緑低木

 特徴

今年も早いもので後2ヶ月を切り、正月が間近に迫ろうとしています。

正月の楽しみといえば門松などの正月飾りですが、松竹梅と共に欠かせないのはやはりナンテン。

「難を転ずる」という意味をもつことから、縁起物として知られ日本庭園にも多く植えられてきました。

しかし今回紹介する「オタフクナンテン」も、日本の冬を彩る植物として忘れてはならないものです。

ナンテンは秋に赤い実を付け紅葉し、冬には落葉することが多いですが、このオタフクナンテンは実を付けない代わりに葉を落とさず、冬の間も紅葉を楽しむことが出来ます。

ナンテンの矮性種でもあるため背丈は成長しても50cm程と低く、主要な木の下草やグラウンドカバーなどとしても使えます。

 原産地

原産地は日本です。

園芸が盛んに行われた江戸時代にナンテンの園芸品種として生み出されました。

今では街中のちょっとした植栽地に植えられているのをよく目にします。

 育て方

基本的に丈夫な植物なので、そこまで手間はかかりません。

夏季の直射日光による葉焼けや極度な乾燥さえ避ければ元気に育ってくれます。

ナンテンと比べ花や実が成りづらいので、目にすることは滅多にないと思います。

成長が遅い矮性種なので、特に植え場所にも困らないと思います。

日の当たらない場所で育てていると綺麗な紅葉が見られない場合があるので、夏期の猛暑時を除いてはよく日光に当ててあげましょう。

ダイモンジソウ「シュウセン」について

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  • 学名・・・Saxifraga fortunei var.incisolobata
  • 属名・・・ユキノシタ科ユキノシタ属
  • 花色・・・ピンク
  • 花期・・・10〜11月
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

日本の秋を彩る山野草と言えば、キクかダイモンジソウかというくらい花のボリュームとインパクトが強い山野草です。

ダイモンジソウは肉厚で手のひらのような形をしている葉が特徴で、秋になると伸ばした花茎に花を咲かせます。

その花の形がおもしろく、まるで漢字の「大」の字のように見えることから名付けられました。

今回入荷した「秋扇(シュウセン)」は、八重花の園芸品種なのでとてもボリューミーなピンク色の花をたくさん咲かせます。

その優美で雅やかな姿はまさに秋日に舞う扇のようです。

 原産地

ダイモンジソウは本州の関東以西、朝鮮半島、中国、サハリンなどに自生しています。

日本の山々にも自生し、渓谷の岩場などに好んで生息しています。

 育て方

もともと高山や渓谷の岩場に自生する植物なので、水はけのよい環境を好みます。

ただし乾燥を嫌うので、湿り気のある明るい日陰、半日陰で育ててあげるのがベストです。

気温の上昇にも弱いので、真夏は明るい日陰などの冷涼な環境で管理してあげましょう。

冬の寒さには強いですが、あまり寒風をあてると春の芽が痛む可能性があるので気を付けましょう。

基本一日一回水やりをしますが、冬場の休眠期は少し乾燥気味にやります。

以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

記事・・・飛田亮

 

投稿者: GardenPorter

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