2016/11/17

☆新商品入荷☆色鮮やかな紫色の変わり花「濃色オビトケノコンギク」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・ノウショクオビトケノコンギク

・ツユザサ

・コシジオーレン

・ハナラッキョウ

・イトラッキョウ

・フイリヤブコウジ

・シロバナアセビ

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からノウショクオビトケノコンギクとフイリヤブコウジについて紹介していきます。

濃色オビトケノコンギクについて

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  • 学名・・・Ribes ambiguum Maxim
  • 属名・・・キク科キク属
  • 花色・・・紫
  • 花期・・・10〜12月
  • タイプ・・.・常緑多年草

 特徴

秋も深まるこの季節。

この時期には様々な種類のキクが花開き、私たちを楽しませてくれます。

色鮮やかなキクを素直に楽しむのももちろんいいですが、ちょっとした変わり種があるとさらに楽しみが増すと思うのは私だけでしょうか。

そんなときにおすすめしたいのが、このオビトケノコンギクです。

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鮮やかな紫色をした花がなんとも美しいキクですが、注目していただきたいのがこの花弁。

筒状の花弁の先端が丸く開いていて、まるでスプーンみたいな形じゃないですか?

通常のキクの花弁は平らな舌状花なのに、このように本種は管状花なのが最大の特徴なんです。

よく見ないとわからないかもしれませんが、色とりどりのキクの中にこんな変わり花があると開花の楽しみが増すと思うんです。

また、本種は通常のオビトケノコンギクよりも花弁の紫色が色濃くでているのもポイントです。

 原産地

日本に自生するノコンギクの変種、または園芸品種といわれています。

奈良に帯解(オビトケ)という地名がありますが、その関連性は定かではありません。

 育て方

育て方は普通のノコンギクと同じです。

暑さにも寒さにも強いため、手間はそれほどかからないです。

強いて言うなら真夏の直射日光による葉焼けくらいでしょうか。

あとは表土が乾いたら水やりをしていれば基本放任で大丈夫です。

5〜6月に地上部を半分〜三分の一程度残して切り戻してあげると、花数が多くなります。

斑入りヤブコウジについて

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  • 学名・・・Ardisia japonica Variegata
  • 属名・・・ヤブコウジ科ヤブコウジ属
  • タイプ・・.・常緑低木

 特徴

ヤブコウジといえば艶やかな緑の葉に真っ赤な実が特徴で、よくお庭の下草や寄せ植えなどに使われているので誰もが一度は目にしたことがあるでしょう。

冬に赤い実をつけ、「十両」とも呼ばれ縁起がいいことから正月に飾る寄せ植えにもよく植えられています。

本種はそのヤブコウジの斑入り品種で、葉の縁に白い斑模様が入るのが特徴です。

斑が入る分葉緑素がなくなるので花が付きづらく、実がならない場合が多いですが美しい斑入り葉を通年楽しむことが出来ます。

クリスマスや正月の寄せ植えに使ってもいいですし、グラウンドカバーとしてお庭に植えるのもおすすめです。

耐陰性があるため、シェードガーデンに植えることでお庭が明るく見える効果もあります。

 原産地

ヤブコウジの園芸品種です。

園芸が盛んに行われた江戸時代には、様々な種類の斑入り品種が作出されました。

 育て方

半日陰〜明るい日陰を好みます。

強い日光を浴びると葉焼けしてしまうので夏季は特に注意しましょう。

乾燥を嫌い、どちらかというと湿り気のある土壌を好むため表土が乾いたらたっぷりと水やりをし、水切れには注意してください。

地下茎で増えていきますが、成長は遅く枝分かれもしないので植え場所には困りません。

以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

記事・・・飛田亮

 

投稿者: GardenPorter

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