2017/02/09

☆新商品入荷☆釣鐘状の色鮮やかな花が咲く「ハコネツリガネツツジ」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・ハコネツリガネツツジ

・ヒナマツリソウ

・アサギリノギク

の3点の草花たちです。

今回はハコネツリガネツツジとヒナマツリソウついて紹介していきます。

ハコネツリガネツツジについて

f:id:GardenPorter:20170209115632j:plain

  • 学名・・・Menziesia lasiophylla Nakai f. bicolor
  • 属名・・・ツツジ科ヨウラクツツジ属
  • 花期・・・5〜6月
  • 花色・・・紅紫色
  • タイプ・・.・落葉低木

 特徴

f:id:GardenPorter:20170209134142j:plain

出典:http://www.okadanouen.com/zukan/hakoneturiganetutuji.html

ツツジといえば、街路樹にも使われているサツキツツジやヒラドツツジを思い浮かべる方が多いかと思いますが、本種は全くそれらとは似ても似つかない形をしています。

開花期の春、5〜6月になるとピンクに近い紅紫色をした釣鐘状の花を枝先に咲かせます。

花は数輪が束状になって咲くのが特徴で、見惚れてしまうほどの鮮やかな色をしています。

名前の通り箱根の山に多く咲いていたことから名付けられましたが、乱獲によってその数は減少し、今では絶滅危惧種に登録されているほどの希少な植物でもあります。

落葉性なので、秋には葉が真っ赤に色づき、紅葉も楽しむことが出来ます。

花は美しく四季も感じれるので、盆栽として小さく仕立てて楽しむのもおすすめです。

 原産地

日本固有種の落葉低木です。

群馬県、静岡県、神奈川県の山地の林内や岩場に自生しています。

丹沢、箱根、富士山麓などが自生地として有名です。

 育て方

日光を好みますが、夏季の強い直射日光を浴びると葉焼けを起こしてしまう恐れがあるので、夏季は午前中だけ日が当たるような半日陰で育ててあげるといいです。

用土は他のツツジ類同様、鹿沼土などを混ぜてあげるといいでしょう。

花後には咲き終わった花がらを摘んであげると風通しが良くなり、病害虫の発生を防ぐことが出来ます。

ヒナマツリソウについて

f:id:GardenPorter:20170209120140j:plain

  • 学名・・・Shibateranthis byunsanensis
  • 属名・・・キンポウゲ科セツブンソウ属
  • 花期・・・2〜3月
  • 花色・・・白
  • タイプ・・.・宿根多年草

 特徴

f:id:GardenPorter:20170209134428j:plain

今年の節分も終わり、来月にはひな祭りの行事があります。

そんな行事の名前が付けられた山野草、セツブンソウは割と有名だと思いますが、ヒナマツリソウなんて皆さんご存知でしたか?

セツブンソウよりも少し遅めに開花し、花弁の大きさが比較的大きめなのが特徴です。

蜜腺が黄緑色をしているのも新鮮で、可愛らしいですね。

夏季には休眠期に入るため、地上部が枯れます。

セツブンソウがお好きな方は、ぜひヒナマツリソウにも手を出してみてはいかがでしょうか。

 原産地

韓国原産のセツブンソウの仲間です。

韓国セツブンソウとも呼ばれています。

 育て方

セツブンソウと同様の育て方です。

夏季には地上部が枯れ休眠してしまうので、それまでに施肥をしてあげると翌年も元気に芽を出します。

肥料は花後すぐに油かすなどの有機肥料を与えましょう。

用土は水はけのいいものを好みます。

休眠後の水やりは、鉢内が完全に乾かない程度の控え目にやってください。

以上、本日入荷した山野草の中から2点を紹介いたしました。

記事・・・飛田亮

投稿者: GardenPorter

おすすめ記事