本日も新着商品がいくつか入荷しております。
今回入荷したのは
・原種チューリップ「ポリクロマ」
・原種チューリップ「タルダ」
・原種チューリップ「クルシアナ」
の3点の草花たちです。
今回は原種チューリップ縛りのラインナップですが、「ポリクロマ」と「タルダ」について紹介していきます。
原種チューリップ「ポリクロマ」について
- 学名・・・Tulipa polychroma
- 属名・・・ユリ科チューリップ属
- 花期・・・3〜4月
- 花色・・・白色
- タイプ・・.・球根植物
特徴
原種チューリップの中でも人気の高いポリクロマ。
春になると純白の花をいくつも咲かせてくれます。
花弁の中央が黄色いのがポイントで、一本の茎から分岐して咲かせる枝咲き性なので花つきも良く楽しめます。
前回紹介した原種チューリップ「トルケスタニカ」とよく似ていますが、いくつか違いがあります。
まず花弁の色で、ポリクロマが純白なのに対しトルケスタニカは若干クリーム色を帯び、花弁の縁がピンクや緑色を帯びることがあります。
おしべの葯の先端も、ポリクロマは黄色いのに対しトルケスタニカは黒くなっています。
そしてポリクロマの方が香り高い芳香を放つことが特徴です。
あとは生え方で、ポリクロマはわりとまとまった草姿をしますがトルケスタニカはシュッとしたスリムな草姿をしています。
原産地
中央アジア原産です。
イランやアフガニスタンなどの草原に自生しています。
育て方
球根を掘りあげる必要はありませんが、夏季の休眠期にはなるべく冷涼で乾燥した環境で夏越しさせるようにしましょう。
用土は水はけのいいものを好みます。
花が終わった後は花がら摘みをし、なるべく風通しの良い状態にすることで病害虫の発生を防ぎましょう。
新芽にアブラムシなどが付いた場合は見つけ次第駆除します。
原種チューリップ「タルダ」について
- 学名・・・Tulipa tarda
- 属名・・・ユリ科チューリップ属
- 花期・・・4〜5月
- 花色・・・黄色
- タイプ・・.・球根植物
特徴
春になると黄色い小輪花を咲かせる原種チューリップです。
葉の縁には白い模様が入るのが特徴です。
草丈は成長しても15cm程度と低めで、植える場所に困りません。
「タルダ」とはラテン語で、ゆっくり成長するという意味をもちます。
その名の通り、他の原種チューリップと比べると成長が遅く、花期も少し遅めです。
他のチューリップと混色し開花期をずらすことで、より素敵な花壇を演出できると思います。
原産地
中央アジア原産です。
イランやアフガニスタンなどの草原に自生しています。
育て方
ポリクロマ同様です。
球根を掘りあげる必要はありませんが、夏季の休眠期にはなるべく冷涼で乾燥した環境で夏越しさせるようにしましょう。
用土は水はけのいいものを好みます。
花が終わった後は花がら摘みをし、なるべく風通しの良い状態にすることで病害虫の発生を防ぎましょう。
新芽にアブラムシなどが付いた場合は見つけ次第駆除します。
以上、本日入荷した山野草の中から2点を紹介いたしました。
記事・・・飛田亮