本日も新着商品がいくつか入荷しております。
今回入荷したのは、
・タンチョウソウ
・白花ミチノクコザクラ
・オオバキスミレ
の3点の草花たちです。
今回はタンチョウソウ、オオバキスミレについて紹介していきます。
タンチョウソウについて
- 学名・・・Mukdenia rossii
- 属名・・・ユキノシタ科タンチョウソウ属
- 花期・・・2〜3月
- 花色・・・白色
- タイプ・・.・多年生宿根草
特徴
とても丈夫で育てやすい山野草の一つです。
まだ寒さが残る早春に、7裂に切れ込みが入る掌状の葉を開かせます。
それとほぼ同時に伸ばした花茎に、白い小花を多数集散状に咲かせます。
根茎が太く丈夫で、成長は遅いですが広がるように増えていくのでグラウンドカバーとしても使えます。
花茎が丹頂鶴の頭と首、葉姿が羽を広げた様子に見えることが名前の由来です。
葉のかたちがヤツデに似ている為、クサヤツデという別名もあります。
鉢植えや草盆栽、シェードガーデンなどにもおすすめです。
斑入りや赤葉などの園芸品種もあるようです。
原産地
中国、朝鮮半島に自生しています。
低山や山地の川岸の岩上や川沿いの岩壁に好んで生息しています。
育て方
耐寒性・耐暑性ともに備える強健な山野草です。
強い直射日光は苦手ですので、夏季は涼しく明るい日陰で管理してあげるといいです。
また、夏の間は葉水をしてあげるといいです。
種を取らない場合は、花後に花茎ごと剪定することで株の負担を減らすことが出来ます。
オオバキスミレについて
- 学名・・・Viola brevistiplata
- 属名・・・スミレ科スミレ属
- 花期・・・4〜7月
- 花色・・・黄色
- タイプ・・.・多年生宿根草
特徴
通常のスミレやパンジー・ビオラと比べると一風変わった風貌をしたスミレの仲間です。
茎が立ち上がった草姿が特徴的で、春から初夏にかけて黄色い花を咲かせます。
黄色い花には褐色の模様が浮かびます。
ハート形をした3枚の大きな葉が付き、一枚だけ抜きんでて大きくなるのが特徴的です。
エゾキスミレやミヤマスミレなど、変種も多く見られます。
原産地
北海道から本州中北部にかけての日本海側に多く自生している山野草です。
山地の林縁や草地に好んで生育しています。
春になると群生地では黄色い絨毯を見ることが出来ます。
育て方
日当たりを好みますが、夏季は涼しい日陰で管理します。
水やりは表土が乾いたらたっぷりとやってください。
用土は硬質の鹿沼土、軽石を混ぜたもので植え付けるといいです。
以上、本日入荷した山野草の中から2点を紹介いたしました。
記事・・・飛田亮