今週入荷した新着商品、ウスノキとツルニンジンについて紹介していきます。
ウスノキについて
- 学名・・・Vaccinium hirtum
- 属名・・・ツツジ科スノキ属
- 花期・・・4~6月
- 花色・・・赤色
- タイプ・・.・落葉低木
特徴
魅力的な花と果実を実らせるツツジ科の落葉低木です。
春になると赤みを帯びた釣鐘状の小さな花を枝先に数輪咲かせます。
秋には紅葉も楽しめ、7~9月頃になると果実は真っ赤に熟します。
果実は丸みのある五角形の形をしていて、先端が凹むことが臼に見立てられ名前の由来になりました。
実は食用にもなり、果肉は少ないですが甘酸っぱい味がします。
樹高は0.5~1m程度で、自然なひょろっとした樹形が美しいです。
別名、カクミスノキ。
庭植え、鉢植え、盆栽にもおすすめです。
原産地
北海道、本州の日本海側、四国の中北部、九州の北部に自生しています。
山地の日当たりの良い岩場を好みます。
育て方
日照は日なた~半日陰を好みます。
夏季の強い直射日光は避け、なるべく涼しい環境で夏越しさせましょう。
夏季の水切れに注意し、表土が乾いたらたっぷりと水やりします。
用土は水はけの良いものを好みます。
ツルニンジンについて
- 学名・・・Codonopsis lanceolata
- 属名・・・キキョウ科ツルニンジン属
- 花期・・・8~10月
- 花色・・・白色
- タイプ・・・宿根多年草
特徴
可愛らしい花を咲かせるつる性植物です。
夏になると白い釣鐘型の花を数輪咲かせます。
花弁の内側には赤紫色のまだら模様が入るのが特徴です。
つるを伸ばして成長し、周りのものに巻き付きながら伸びていきます。
根や茎を切ると乳液がでてきます。
韓国では山菜として利用されたり、薬用としても効果があります。
鉢植えや寄せ植え、フェンスや垣根に絡ませるのもおすすめです。
原産地
東アジア、朝鮮半島、日本に自生しています。
日本では北海道~九州の山麓や平地の林の中に生息しています。
育て方
強健な植物ですので特に心配はいりません。
夏季の強い直射日光による葉焼けと水切れには注意しましょう。
以上、本日入荷した商品の中から2点を紹介しました。
記事・・・飛田亮