2018/07/12

☆商品紹介☆赤く色づく提灯のような夏の風物詩「ヒメホオヅキ」など

今週の新着商品はございませんので、今まで入荷した商品の中からピックアップして紹介していきます。

今回はヒメホオヅキとシラサギカヤツリについて紹介していきます。

ヒメホオヅキについて

  • 学名・・・Physalis alkekengi var. franchetii
  • 属名・・・ナス科ホオヅキ属
  • 花期・・・6~8月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

ホオヅキは古くから親しまれてきた植物のひとつです。

夏になると白い小花を咲かせ、秋には色鮮やかな赤い実を付けます。

花後に成長した萼が袋状になって果実を包み込み、夏から秋にかけて色づく様が美しく、観賞されています。

この赤く色づいた実を水につけておくと、袋状の萼が葉脈を残した状態で溶けていき、中の赤い実が透けて見える美しい飾りになります。

毎年夏に浅草寺で開催されるほおづき市は江戸時代から続いており、鉢仕立てのホオヅキが売り出されます。

これはホオヅキには解熱作用がある為、夏の病気に備える為だといわれています。

草丈は50~80cm程度に成長します。

 原産地

ホオヅキは東アジア原産です。

近縁種は南ヨーロッパや南米にも自生しています。

 育て方

日照は日当たりの良い環境を好みます。

水やりは表土が乾いたらたっぷりと与え、夏場の水切れには注意しましょう。

用土は水はけと水もちの良いものを好みます。

草丈が伸びてきたら、倒れないように支柱をしてあげるといいです。

 

シラサギカヤツリについて

  • 学名・・・Rhynchospora colorata(Dichromena colorata)
  • 属名・・・カヤツリグサ科リンコスポラ属
  • 花期・・・5~6月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・・多年生宿根草

特徴

暑い夏にぴったりな涼やかな植物です。

花にように見える白く色づいた部分は”苞”で、実際の花はあまり目立ちません。

シュッとした茎や苞からは涼しさが感じられどこか風情もあります。

草丈は30~60㎝ほどで、春から秋にかけてとぎれることなく花が咲きます。

水辺でも育つので池や湿地、水盤の寄せ植えなどにも広く利用されています。

別名「シューティング・スター」「スターグラス」などの名前でも流通しています。

 原産地

アメリカ南東部原産で、水辺に好んで生息します。

   育て方

日当たりを好み、表土が乾いたらたっぷり水をあげます。

腰水や腰水栽培や水盤で育てると、水切れの心配もなくなり水やりの手間も省けます。

高温多湿や乾燥にも強いです。

開花期が長く、強健なので初心者にも簡単に育てられます。

株分けで増やすことができます。

 

 

以上、本日入荷した商品の中から2点を紹介しました。

記事・・・飛田亮

投稿者: 飛田

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