突然ですが、長らく更新を続けていたGPブログですが、今回の記事をもちまして暫くお休みをいただきます。
誠に勝手ながら、ブログ担当者である私、飛田がGPの運営会社である近江庭園を退職することになったためです。
というわけで今回が私の最後のブログ。
独断と偏見で選んだ今までの記事を振り返って、ひとまず締めくくりとさせていただきます。
15.海外と比較することで見えてくる!日本文化のおもしろさ
私がこのブログを書き出した初期の頃の記事です。
「庭園編」「映画編」「かわいい編」「建築編」と4つの編に分けて日本文化の独自性を伝えました。
山野草とともに日本文化の良さを伝えたいという点では、ブレることなくブログを続けてこれたと思います。
14.人生一度は訪れたい。美しい日本庭園のある旅館・料亭10選
主要な日本庭園は周り尽したと思っていましたが、自ら書いていてまだまだ行きたい庭園があることに気づかされました。
将来自分の記事ながらお世話になりそうです。
ちなみにこの中に私の次の就職先が・・・?
13.なぜ雪の日本庭園は美しいのか?雪化粧を愛でる日本人の3つの美意識
「雪月花」といわれるように雪は日本人の心を動かすものの一つでした。
作為を覆い隠す、雪の降り積もった日本庭園が私は好きです。
12.枝折り戸をつくりました
研修会の見本となる枝折り戸をつくったときのことです。
庭師といえど伝統技術を学ぶ機会は少なく、現場で実践できる機会はもっと少ないのでこういった研修会は本当に貴重な時間でした。
11.ハリネズミのソ二君のためにベランダでも楽しめる小さなお庭をつくろう!〜花咲くほら穴ガーデン編〜
一緒に住んでいるハリネズミのソニ君に小さなお庭をつくりました。
ソニ君は新たに加わったメロちゃんと一緒に今も元気に過ごしています。
10.苔論~日本人がコケ好きな理由を本気で考えてみた~
度々苔に触れる記事は書いてきましたが、中でも結構踏み込んで書いたやつです。
私にとって一生変わらないものがものがあるとすれば、それは苔への愛と妻への愛でしょう。(突然の告白)
9.はちおうじフェアのショーガーデンをつくりました!
八王子にてショーガーデンをつくった時のことです。
滋賀から八王子まで資材を運んで3日間泊りがけでつくったのはいい思い出です。
石組や石積みを手伝えたことが光栄でした。
8.庭師とのぼる、山のぼり〜まるでアスレチック?滋賀の名山・金勝アルプス【前編】〜
滋賀に来て山登りをする機会はあまりありませんでしたが、金勝アルプスはぜひおすすめしたい山のひとつです。
沢や滝、鎖場や岩場とよりどりみどりで退屈しない登山になりました。
もちろん後編もあります。
7.弘匠塾~石組研修の様子~
弊社で行われた石組研修会の様子です。
主に滝石組などの流れの石組について学びました。
毎日が研修会や伝統技術を発揮できる現場だったらいいのにと思いながら取り組んでいたことを覚えています。
6.石積み文化論~石積みを通して見る日本文化~
石積みについては畏れ多く書けませんでしたが、ついにこの辞めるタイミングで書くことに。(笑)
石積みの技術はまだまだなので、内面的な部分に焦点を当てました。
後半話があっちの方向に行ってますが、最後なので良しとしましょう。
5.GardenPorterの庭づくり日誌〜シダレザクラが風にそよぐ自然風の庭〜
会長と付きっきりで庭づくりをした数少ない貴重な経験です。
たった数日ですっかり様変わりした庭にお施主さんも喜んでいました。
自然風の中にも和の要素を取り入れ歴史観を演出する会長の手法が私は好きです。
4.【正月飾り】創作門松をつくってみた【日本文化】
去年の正月につくった創作門松。
巨大な四海波花籠を編むのにかなり苦心しましたが、なんとか自分のオリジナルのものをつくりあげた喜びは今でも忘れません。
今ではちゃんと蛇籠を編めますし、今後生け花を再び習うことになるので、もっと面白い作品をつくる気満々です。
3.軽トラガーデンをつくりました!
創作門松から一年後、日本神話・ヤマタノオロチをイメージした軽トラガーデンをつくりました。
計画から施工まで全て一人でおこなったので、かなり自信がつきました。
ふすまに見立てた目隠しが個人的に最高の出来で、できれば蛇籠をもっと増やして絡ませたかったのが心残りです・・・。
2.【今の仕事を選んだ理由】なぜバックパッカーから庭師になったのか【今週のお題】
はてなブログ時代、今まで書いた記事の中で最も多くのいいね!を頂いた記事です。
残念ながら私は庭師ではなくなりますが、今後も自然と日本文化の良さを伝えるべく日本庭園に関わっていくことには変わりません。
私の本質はブレず、むしろ現代の庭師よりもより日本文化に精通した存在に、より自分の生きる意味に沿った生き方をしていきます。
1.【庭師】光悦寺垣をつくってみた【竹垣】
京都の旅館の光悦寺垣を一人で手掛けたときの思い出です。
私が近江庭園にいた中で最もやりがいを感じ、思い入れの深い仕事でした。
このときの経験や楽しさを今後の竹仕事にも役立てていきたいです。
今までGPブログをご愛読いただきありがとうございました。
山野草の通販ショップは変わらず運営を続けておりますので、これからもGardenPorterをよろしくお願いいたします。
記事・・・飛田亮