2020/11/05

とある日のできごと

ある日、カシの木を剪定しようと木に登っていくと、なにやら気配を感じて上を向いてみると目の前に鳩がいるではありませんか、そうカシの木の枝に巣を作ってその中に座っている? のです。目と目が合って、こちらも鳩のほうもジッとしていました。逃げないのでおかしいなと思っていました。するとパタパタッと飛んでいきました。巣の中を覗いてみるとそこにはなんと雛が一羽いるではありませんか。なるほど、すぐに飛んでいかなかった理由がわかりました。

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さて、この木の剪定はどうするか? 巣立つまで剪定しないでおくべきか、巣の周りだけてをつけずにそこ以外は剪定してもいいかな? 親鳥は人が近づいたことによってもう戻ってこかないだろうか? いろんなことを思いめぐらし迷った末、巣の周りは手を付けづに剪定することにした。作業をしていると、親鳥らしき鳩が飛んできた・・・と思ったら、私がいると分かってかUターンして飛び去って行った。雛を気にしている・・・少しホッとする。しばらくすると、また飛んできた。こんどは少し離れたところにとまってこちらをうかがっている。そして、また飛んでいった。雛を心配している様子がすごくわかった。自分の子はどうなっただろう? とられちゃったのだろうか? 無事かな? ちゃんと巣にいるかな? その周辺の作業が終わったので建物の反対側のところの剪定をしにいった。2、3時間経ってそういえば鳩どうなったかなと、様子を見に戻った。すると、そこには親鳥が巣にジッとうずくまっていました。

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あ~よかった。これであの雛はおかあさんに育ててもらえる。

投稿者: 上坂 明靖

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