夏休みの旅行時、長期お出かけの時のベランダガーデンの水やり対策についてお話します。
★知人の玄関先で咲いていた ストレプトカーパス・サクソルム
- 草丈・・・20㎝〜30㎝
- 花期・・・5月〜10月(気温によっては1月〜12月)
7月28日の当ブログでは『夏休み旅行時のガーデニング水やり対策 〜お庭編〜』というタイトルでお話ししました。お庭には立水栓(70㎝くらいの高さの水道蛇口)や散水栓ボックス(地べたにある蛇口)があるので、少々のお金と手間をかければ、自動散水機を蛇口に取り付け、ドリップホースやスプリンクラーをお庭のあちこちに設置することによって一週間でもニ週間でも家をあけて旅行に出かけることが安心してできます。決められた通りのサイクルで決められただけの時間水道水が噴出して自動で止まるのですから。
ところが、ベランダの植物となると旅行時の水やりには頭を悩ませます。水道の蛇口が付いていないからです。極々まれについているベランダもありますが、その方は何もためらうことなく自動散水装置の導入をしてください。問題解決です。
案その1(ホースをベランダに引き込む)
お部屋の換気専用の小窓がある方(私のマンションにはこれがあります。高さが15㎝くらいの窓が通常の窓の上の方についていてそこだけが単独でスライドして少しだけ開くようになっています。)はキッチンか洗面所、お風呂の蛇口、洗濯機用の蛇口からホースを引張ってきてベランダにホースを垂らし、自動散水タイマーをかまして、ドリップホースやスプリンクラーを配置することで長期旅行O.K.です。換気用の小窓も防犯上、閉めておきたい方はサッシ窓のスライドをロックする金具があるので購入してホースの隙間だけあけてスライドロックするといいでしょう。このお部屋内の蛇口利用する時キッチンや洗面所、お風呂の蛇口はお庭の散水栓の蛇口の形状と異なり、ホースの接続がかなりしにくい形状となっていると思います。一番接続しやすいのは、洗濯機用に壁から出ている蛇口がホースに接続しやすいと思います。そのあたりはそれぞれのお家によって様々なのでよくご確認ください。あくまでも、長期お出かけ時限定の配管形態ですから通常の日常生活時には取り外す配管です。
換気窓のないお部屋でもホースをベランダに導く方法として、エアコンの配管専用の穴が壁に空いてれば、それを活用するのも一つの方法だと思います。
案その2(植物をホースのあるところへ移動する)
ホースをベランダに引き込むことができない方は、真逆の考え方でチャレンジです、ベランダの植物をお風呂場に移動させましょう。そして、お風呂の蛇口かシャワーヘッドを取り外したシャワーホースの先端にねじが切ってあるホース接続部品をホームセンター等で購入し、自動散水装置を取り付けることをおススメします。旅行から帰って来たらバスルーム内や湯船ないが泥がうっすらと散乱しているかもしれません。汚れることをある程度覚悟しておいてください、また、陶器の鉢を直に湯船ないに置くと傷がつくのでバスマットを敷くなどの養生をしてくださいね。バスルームに植物を移動させる場合、スプリンクラーを天井からぶら下げるのもいいかもしれません。いわゆるシャワーを頭から浴びる感じですね。お風呂のドアは閉めて旅行に行きましょう。脱衣場がびちょびちょになってしまいますからね。
お風呂場での散水では、日光が少なく光合成不足が考えられますが、水切れすることと天秤にかけると、水不足の方が避けたいものです、なるべく光が入るように脱衣場の扉は全開にしておくとか、お風呂場の電気は点灯させたまま旅行に出かけるとか・・・いろいろ工夫を凝らして見てください。
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