ガーデニングを楽しんでやっておられる方には釈迦に説法かもしれませんが、今日はガーデニング・ベランダガーデン・お庭の楽しみ方のいろいろをお話しします。
★知合いのお庭で咲いていた タイタンビカス
・草丈・・・よく育つと3mくらいにまでなる。
・花期・・・7月〜9月
花の大きさは子供の顔(直径15〜25cm)ほどもあります。
庭を楽しむのとは逆に取り壊してしまう方もおられます。それは、親御さんから受け継いだ息子さんや、娘さんがお家にあるお庭がいらなくなった、管理ができない、趣味が合わない、等々の理由からだと言うのです。すっかり撤去するまでには至らなくとも、毎年のお庭のお手入れ(剪定)に伺った際に、「バッサリいってください」とお願いされたりするケースも少なくありません。「素敵なお庭が欲しいなあ」と望んでおられる方にとってはなんとももったいないお話しですね。
『家庭』という言葉が日本にはありますが、「家」と「庭」が両方そろってはじめて家庭となります。このように頭の中で、言葉を分解してまた組み立てて噛み締めると、私には家庭とはなんとやわらかな、またあたたかさをもった言葉なのでしょう。
どうしてもお庭を持ってくださいというのではありませんが、お庭のもたらす、重要性、満足度、効用をお伝えしたいと思います。
お庭には大きく分けて2つの種類に分けることができます。観る、観賞するお庭とお庭に出て行って活用するお庭です。どちらのお庭も同じように素晴らしい満足度を私たちに与えてくれます。
緑とお花(お庭)は、
- 心に癒しをもたらしてくれる
- 季節感を教えてくれる
今なら濃い緑と蝉の声やくっきりとしたコントラストの緑陰が真夏を感じさせてくれる。
秋は、実がなり、紅葉、落葉、虫の音。
冬は、木の幹の美しい枝ぶり、雪景色。
春は、新芽の淡い黄緑色の新緑を楽しむ。
- 木々の枝や草花の先っぽが風で揺らぐのが目に入り、動きを感じる。また、枝がこすれ合う音を耳にする。
- いろんな花が季節ごとに順々に咲き、美しい色が目に飛び込んでくる。
- 木の実を求めて、鳥がやってくる。鳥の羽ばたきやさえずり・・・
- 水の音を楽しむ。
筧(かけひ)
井筒
ししおどし
水琴窟(すいきんくつ)
水盤
ミニ噴水
ビオトープの水の流れ、池の水面のきらめきも楽しみのひとつ。
また、受身だけではなくお庭に携わる楽しみ方も素晴らしいです。
- お花を植えて、その時が来ると花が咲く時のよろこびと達成感や満足感。
- 草引きをして、美しくよみがえるお庭に目を奪われたり。
- お庭の片隅にテラスを設けて、お茶の時間を満喫したり、一人の時間を持って読書にふけったり・・・これはベランダガーデンでも楽しむことができます。
- お花を摘み取って、花瓶に生けて食卓に飾ったり。
などなど、書きあらわされないほどたくさん浮かんできます。
さあ、みなさんはどんなスタイルでお庭を楽しみますか? 自分スタイルをぜひ見つけてください。想像するだけでも幸せいっぱいになりますね。
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よろしくお願いいたします。