ガーデニング初心者へワンポイントアドバイス　　　〜　きれいなお庭をつくる7つのポイント：土づくり　編　〜

　お花が好きでご自分で植えたい方、お庭いじりが好きな方、ガーデニングを始めたいと思っておられる方で、さて、何をまずしたらいいのかよくわからないとお困りの方はいらっしゃらないでしょうか？　そんな方々にひとつの提案をしたいと思います。

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★花が咲きかけた　ミズヒキ（水引）

　　・学名・・・Persicaria filiformis

　　・草丈・・・30㎝〜80㎝

　　・花期・・・8月〜11月

　　　　　花の並びをよく見ると、紅白の水引に似ていることからこの名がつけられた。確かに白色と赤色がある。

　女性で、お花が好きという人はすごくたくさんいらっしゃいます。私の周りにもお花や植物が好きで部屋やお庭に鉢植えを飾ったり、植えたりされている方はたくさんいらっしゃいます。　お庭の場合ですと、お庭の敷地のありとあらゆるところにギッシリ植物がひしめき合っている感じのお庭を見受けることがあります。年間を通していろんな花が咲くのを楽しんでおられるので、それはそれでいいのですが、よりもっと素敵な空間（お庭）にしていくポイントを数回に渡りお話しします。

土づくり

　先ずは、土づくりです。建物を見ても分かりますが、基礎が安心できるしっかりしたものでないとその上に立てる建物に影響してきます。

　土台である土作りがしっかりしていると、植えた植物の管理がたいへん楽です。すくすく成長しますし、葉っぱの色つやも良好な状態を保ち、花つきもよく、夏場の水やりも楽になります。それは、水の土の中への浸透性が良く、保水性も良い、水はけも良く根腐れも起こさない。

　この土づくりに力を入れておくことで全てのことがうまくいきます。

大きな石が混ざっていない土の環境（深さ30㎝〜50㎝ほど）　　　　　　　　　→大きな石等のガラが混ざっていたら、根っこの成長の妨げになるので取り除く。　　　　　　大きさの基準は握りこぶしより大きければ取り除きましょう。
また、お庭に植えようと計画している樹木の根鉢の大きさによって調整しましょう。
水持ちが良く、排水性もある土質。（バーク堆肥やパーライトの混入）　　　　→バーク堆肥を混入することで、固い質の土も根っこの張りやすい土に変わります。
元肥となる、有機肥料の混入（油粕、鶏糞、牛糞堆肥、骨粉　等々）
バーク堆肥などによる土壌改良でも改善が困難な粘土質等の土であれば、土そのものの入れ替えも考えた方がいい場合もあります。　　　　　　　　　　　　　この場合は、大がかりな作業となりますので、お近くの造園業者さんに依頼しましょう。

　水はけが良いのか、悪いのかの判断は、お庭にバケツくらいの大きさの穴をスコップで掘り、その穴の中に、水を溢れる手前まで溜めます。時間をメモしておき、15分後、30分後1時間後、2時間後、の各時間で水位の深さ（水の減り具合）を計測し、（できれば経過の様子をデジカメで撮影しておくと良いでしょう。）2時間くらいですっかり水が土の中に浸透してなくなっていればいいのですが、5〜6時間経っても穴の底に深さが5㎝以上溜まっているようであれば。水はけを良くする様に排水の対策を講じた方が良いでしょう。

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