みなさん、ススキといえば、背丈ぐらいの高さのススキを想像されると思いますが、今日、ご紹介するススキの種類は、草丈が高いものでも、1mほどです。
1mというと、私のおへそあたりの高さです。マンションのベランダでも、十分育てて観賞することができます。
★ヤハズススキ(矢羽ススキ)
- 学名・・・Miscanthus sinensis cv. Zebrinus
- 草丈・・・50㎝〜80㎝くらい
- 見頃・・・9月〜10月
- 宿根草(冬の間、地上部は枯れますが、根っこは生きていて春になると芽がふいてきます。
★イトススキ(糸ススキ)
- 学名・・・Miscanthus sinennis var.sinensis f.gracillimus
- 草丈・・・50㎝〜80㎝くらい
- 見頃・・・9月〜10月
- 宿根草(冬の間、地上部は枯れますが、根っこは生きていて春になると芽がふいてきます。
★キンカザンススキ(金華山ススキ)
- 学名・・・Miscanthus sinensis Kinkazan form
- 草丈・・・50㎝〜80㎝くらい
- 見頃・・・9月〜10月
- 宿根草(冬の間、地上部は枯れますが、根っこは生きていて春になると芽がふいてきます。
★ヤクシマススキ(屋久島ススキ)
- 学名・・・Miscanthus sinensis f. gracillimus Yakushima form
- 草丈・・・50㎝〜80㎝くらい
- 見頃・・・9月〜10月
- 宿根草(冬の間、地上部は枯れますが、根っこは生きていて春になると芽がふいてきます。
ここに、写真で紹介しましたヤハズススキ、イトススキ、キンカザンススキ、ヤクシマススキの4種類とも、今年の9月に撮影しました。黒いビニールポットの高さが12㎝くらいなので、ポットの大きさからおおよそのススキの高さを想像していただくことができると思います。
4枚の写真の中で一番上に掲載しているのもの(ヤハズススキ)が、一番草丈が高く80㎝くらいです。上の写真ではヤクシマススキ以外でではススキの穂が付いていませんが、9月〜10月がススキの見頃の時期ですから、もうしばらくすると穂がつきます。
ですから、ほぼ写真の草丈で観賞ができるということです。
小振りなススキで、お庭やベランダで育てて観賞するにはぴったりのサイズです。
また、ススキはイネ科の植物なので、とても丈夫で育てやすく、山野草初心者の方におすすめです。
ススキは、河川敷や、野原、空き地、でよく見かけますが、育てて自宅で観賞するという考えは、私の中にはほとんどありませんでした。
このようにサイズがコンパクトな品種の存在を知ってからは、鉢植えにしてお部屋に飾ると素敵だなあと思うようになりました。
これからちょうどススキのシーズンを迎えます。皆さんもコンパクトサイズのススキを自宅で観賞して楽しんでみませんか?
山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、昨日(9月11日にリニューアルオープンいたしました。
よろしくお願いいたします。