山野草はお好きな鉢に植えて、ちょっと飾るようなインドアに楽しみたいという方も多いと思います。
しかし、今回はそんな方でもお庭に植えて楽しむのも悪くないかな?
そう思って貰えるように、山野草をお庭にうまく取り込んで楽しむ際のコツをご紹介したいです。
まず、こちらに景石があります。
このままですと、画面中央の赤色で示した所が表面も平たく、地面と石の境界を見ても直線的で人工的に見える為に芳しくありません。
そこで山野草を活用してみます!
今回、用意したのはこちらのコバノイシカグマと言う山野草です。
シダの仲間に属し、私が住んでいる滋賀県ではよく見られるシダです。
このコバノイシカグマを景石の弱い部分に植えてみます。
結果として景石のあまり良くなかった部分が隠れつつ、山野草も程良く引き立っている事により全体的に良くなりました。
シダが石に対して小さかった事が駄目でしたが、人工的だった地面に沿った真っ直ぐなラインをぼかす事が出来たので効果はあります。
また、今後育てば葉は大きくなり、石の弱い部分はほとんど気にならなくなるでしょう。
ここでのポイントは二つ
①一年間を通して葉を残すもの(常緑性)であること。
②たくさん植すぎない。
①は地表部が枯れている間は弱点がまた見えてしまうからと言う理由でご納得いただけると思います。
②は説明が難しいのですが。。。閉塞感や繁茂感じさせない、石の存在感をなくさない為と私は考えます。
また、以前のブログ(下バーナー参照)にあるような、下草同士の"間"に草花を植えるのと同様の方法で、山野草を植栽をするのも手だと思います。
[blogcard url="http://www.gardenporter.com/blog/2015/10/05/20151005121722/"]
皆様のお庭にも弱点を補強しつつ、良いアクセントにもなる山野草を植えてみてはいかがでしょうか?
記事。。。清水秀明
山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、9月11日にリニューアルオープン致しました。
よろしくお願い致します。