2015/10/18

冬でも楽しめる山野草、フユノハナワラビ

www.gardenporter.com

 冬が近づくにつれ、お庭の草花は枯れ始め、少し寂しくなってきますね。
そんな中、今回は秋から冬にかけて楽しめる山野草をご紹介したいと思います!

フユノハナワラビ(冬の花蕨)

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学名 Botrychium ternatum

科  ハナヤスリ科

別名 カンワラビ

お届け時の大きさ 15cm程度

 ワラビはいわゆる”シダ”の一種になります。

中央に直立しているのが胞子葉、下側で横に広がっているのが栄養葉です。

今は写真のような葉を開いていますが、これから冬が近づくにつれて下の写真のように小さな黄金色の胞子を付けた胞子葉を伸ばすようになります。

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越冬すると葉が枯れ始め夏場には地上部は完全に枯れ、休眠します。

 一枚目の写真のような如何にもワラビ!と言う風貌のフユノハナワラビも良いですが、二枚目のような胞子葉も面白いと思います。

こちらのフユノハナワラビは、そんな二回楽しめる山野草となっております。

 また、半日蔭の所が好ましいために小さな植物が育たなくて困っている大きな樹木の足元に補植するのもいいかもしれません。

 ワラビと聞いたら食用。。。というイメージが強いかも知れませんが、観賞用としても十分楽しめます。

フユノハナワラビと言う名前だけあって、冬が見ごろとなります。花のようにも見える黄金色の胞子葉を是非、ご自宅でご鑑賞ください!

 余談ですが、食べるためのワラビは冬を越し、春先に出た新芽を収穫します。

ただ灰汁が強く、毒性もあるため、きちんと灰汁抜きが必要なようです。

春になったらワラビやフキノトウと言った山菜も出てきますし、その時は収穫して食べるまでをブログに掲載したいと思っています。

記事...清水秀明

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投稿者: GardenPorter

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