どうも皆さん、いよいよ冬がやってきますね。
今年の冬は比較的暖かい感じがしますが、それでも朝晩の冷え込みは厳しいものがあります。
霜の心配もありますし、もうそろそろお庭の寒さに弱い草花たちを戸内で管理してもいい頃合いだと思います。
しかし、戸内に上げたからといって油断してはいけません。
特に観葉植物を育てている皆さん、「ずっと室内で管理してるんだから寒さなんて関係ない」と思ってはいませんか?
寒い外にさえ出さなければいいとお考えの方、それは大きな間違いです。
というわけで、今回は観葉植物を元気に冬越しさせる方法について、ポイントを3つにまとめてみました。
①水をあげすぎない
国内に流通している観葉植物の原産地を調べてみると、南米などの熱帯地域が原産のものばかりです。
寒さを知らない熱帯植物たちは、いくら室内で管理していても日本の冬の寒さを前にしては休眠してしまいます。
休眠とは、宿根草でいえば地上部が枯れ、地中の根っこだけが残った状態。根が水分を吸わなくなります。
そんな状態のときに今まで通りの量の水をあげ続ければ、水分を多量に含んだ土のせいで根っこが腐り枯れてしまうのは言うまでもありません。
なので冬季は乾燥気味に、控えめに水をやってください。それも冷たい水よりかは、ちょっと温めた水の方がいいです。
中には「サンセベリア」など冬季は全く水をやらないほうがいいといわれる植物もあるくらいなので、気を付けてください。
②昼夜の温度変化に注意
昼間はなるべく暖かいところにと日のあたる窓際に置くのはいいですが、夜になるとその窓際が最も寒い場所へと変化してしまいます。
昼間はもちろん、ぐっと冷え込む夜の寒さ対策を万全にすれば、元気に冬越ししてくれる確率もぐっと高まるでしょう。
方法としては夜間、段ボールや発泡スチロール、ビニールシートなどで全体を包んであげます。
こうすることで夜間の気温の低下が軽減され、植物への負担も少なくなります。
③葉を乾燥させない
ただでさえ乾燥する冬なのに、エアコンなどの暖房が更に拍車をかけます。
それによって葉っぱからどんどん水分が蒸散され、カラカラになってしまうことも。
対策としては温風が当たらない場所に移動し、霧吹きで少し温めた水を葉っぱにかけてあげるといいです。
適度な湿度を保つことも、冬越しさせる大きなポイントになります。
それでも葉が落ちたり変色したりしてしまうかもしれませんが、春になってまた芽吹いてくるケースもたくさんありますので、諦めず気長に育ててあげましょう。
以上、冬越しにおける3つのポイントでした。
記事・・・飛田亮
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