2016/02/25

☆新商品入荷☆白と紫のコントラストが美しい山野草「オオジロショウジョウバカマ」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・原種チューリップ「ブロンズチャーム」

・原種チューリップ「ステラータ」

・八重ヒメシャガ

・白花ヒメシャガ

・オオジロショウジョウバカマ

・エゾマツ

・エゾウコギ

の計7点の草花たちです。

今回は原種チューリップ「ブロンズチャーム」とオオジロショウジョウバカマについて紹介していきます。

原種チューリップ「ブロンズチャーム」について

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  • 学名・・・Tulipa batalinii 'Bronze charm'
  • 属名・・・ユリ科チューリップ属
  • 花色・・・黄色
  • 花期・・・4〜5月
  • タイプ・・・多年生宿根草

 原種チューリップとは?

人の手によって品種改良されていないもの、園芸品種でないものを原種チューリップと言います。

野生のたくましさをもっているので、環境に適応する丈夫な性質があります。

園芸品種のチューリップは毎年休眠期に球根を掘り起こしてあげないと花が咲きませんが、原種チューリップは掘り起こす必要がなく植えっぱなしにしていても毎年花を咲かせてくれます。

色形も飾った感じのしない、凛とした野性的な美しさを楽しめます。

 特徴

 

春になると少し赤みがかった黄色の花を咲かす原種系のチューリップです。

草丈が低いのが特徴で、15cm程度にしか成長しません。そのため特に高さを気にせず植えることができます。

他の種と比べると遅咲きで、5月上旬頃にピークを迎えるものが多いそうです。

寄植えや花壇におすすめです。

 原産地

中東のウズベキスタン原産です。

チューリップが中東に咲いているってあまり馴染みがないかもしれませんが、学名の「Tulipa」は頭巾という意味で、もともとイスラム教徒が頭に巻くターバンを表しています。

チューリップの蕾がターバンに見えることから名付けられました。

   育て方

風通しの良い日なたを好みますが、鉢植えの場合冬の間は寒風に当たると根が傷むことがあります。

しかし寒さに当たらないと花が咲かないため、屋内で管理するのはあまりおすすめしません。

寒風や霜の対策をしたうえで、ある程度寒さのある屋外で管理しましょう。

花が終わると種子をつくろうとするため養分を取られがちですが、花がらを摘んであげると根に養分が貯えられます。

茎と葉は光合成によって養分をつくってくれるので切る必要はないです。

 オオジロショウジョウバカマについて

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  • 学名・・・Heloniopsis leucantha
  • 属名・・・ユリ科ショウジョウバカマ属
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・2〜3月
  • タイプ・・・多年生宿根草

 特徴

いくつかあるショウジョウバカマの種の中で最も大きいとされているのが本種です。

春先に白い花と紫の葯のコントラストが目を引く可愛らしい花を咲かせます。

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放射状に伸びる葉もまた美しく、春になるにつれ花茎も伸びていきます。

通常のショウジョウバカマは花色が紅紫色なことから、空想上の生き物の「猩々」に見立て、放射状に伸びる葉を袴に見立てたことが名前の由来とされています。

 原産地

鹿児島県の徳之島以南、沖縄本島、石垣島、西表島などに自生する日本固有種です。

また絶滅危惧種でもあります。

 育て方

半日陰〜明るい日陰を好みます。暗い日陰でも育ちますが、花つきが悪くなるので注意しましょう。

乾燥と暑さには弱いので、鉢が乾き切らないように真夏の水切れには気をつけます。

 

以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

記事・・・飛田亮

 

投稿者: 飛田

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