本日も新着商品がいくつか入荷しております。
今回入荷したのは
・ムシャリンドウ
・シロバナムシャリンドウ
・タンナワレモコウ
・ヤブラン
・フイリヤブラン
・ギボウシ「シュンコウニシキ」
・ヤグルマサワキク
の計7点の草花たちです。
今回はこの中からヤブランとムシャリンドウについて紹介していきます。
ヤブランについて
- 学名・・・Liriope muscari
- 属名・・・キジカクシ科 ヤブラン属
- 花色・・・青紫
- 花期・・・8〜10月
- タイプ・・・多年草、常緑性
特徴
常緑性の多年草でほぼ一年中同じ草姿を保ちます。丈夫で手がかからないので育ちやすく、古くから造園の植栽材料として多く利用されてきました。常緑で強い性質なので庭園の下草やグランドカバーとしても利用されます。
葉は細長くツヤがあります。夏から秋にかけて小さな青紫色の花をたくさん咲かせます。
↓これが花が咲いた時の写真です。
斑入りの種類などもあり、フイリヤブランも日本庭園の植栽などに多く利用されています。
原産地
原産地は日本と東アジアで、日本、中国、台湾などに分布し
日本各地の林床に自生し普通に見ることができます。
育て方
日向、日陰どちらでも良く育ちますが、あまり暗い日影では花が付きが悪くなることがあります。逆に斑入りの品種は葉焼けしやすいので長時間直射日光にあたり過ぎないように注意しましょう。
乾燥には強く、庭植えではほとんど水やりの必要はありませんが、
植え付け後は根付くまで土が乾いたらしっかりと水をあげます。
春の新芽が出るころと蕾ができる時期にも水をあげます。
ムシャリンドウについて
- 学名・・・ Dracocephalum argunense
- 属名・・・バラ科 ムシャリンドウ属
- 花色・・・青紫
- 花期・・・6〜7月
- タイプ・・・多年草
特徴
6月から7月頃にかけて青紫色の花を咲かせます。
まるで唇のような変わった形の花で葉は細長く、上に上に成長します。花の後には実ができます。分果といって小さな実がたくさんでき一つの固まりのようになります。
ムシャリンドウはリンドウという名前がついていますが、リンドウとは全く別物で仲間などではありません。何故この名前がついたのかは様々な説がありますが、定説として認知されている説はなくわかりません。
ムシャリンドウは、あのジブリの作品「思い出のマーニー」の物語の中にも登場しています。
花言葉は”凛とした”です。
原産地
北海道、本州の中部地方、台湾などに分布し、日当たりの良い開けた草原などに自生しています。
育て方
日当たりが良く水はけが良い所を好みます。
表土が乾いたら水をあげます。
特定の病害虫による被害はなく、比較的育てやすい山野草です。
以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。
記事・・・宇都宮盟