夏から秋にかけてやっぱり気になるのが、”虫”。
普段何気なく歩いている道や公園には恐ろしいものがたくさん潜んでいます。
木の幹や枝にくっ付いているのを見かけたことがある人はいると思います。
私は数年前まで、「なんかの虫の抜け殻か木にできているボコボコかな」ぐらいの認識でした。
正体は”イラガ”の幼虫です。
「イラムシ」や「オイラ」なんて呼ばれたりもします。
イラガはサクラ、ウメ、モミジなどに集団でくっ付いています。
なので一匹見つけたら
葉をむしゃむしゃ食べるのだけならまだいいのですが、(よくはないが、、)
触れると強烈な痛みに襲われます。
痛いだけならともかく個人差がありますが人によっては腫れたりもします。
緑色で葉っぱと同化しているのでよく見ないと気付かないことが多いです。
普段の生活で街路樹に触ったりすることはあまりないと思いますが、
私は木に触れることが多い職業なので今年の夏は、もういいって思うぐらい出会いました。
なによりピリピリした痛みが数分間つづくのが嫌です。
それと、やっかいなのがイラガそのものだけじゃなくてイラガの毛(針)
に触れただけで痛いということです。
なので、一枚目の写真のイラガの卵にもし毛が残っていたり、服などに毛が付いていてもそれに触れるだけでもうアウトです。
対策としては、冬の剪定の時期に繭を見つけたら落としておく。
薬剤散布をするなどですが、見つけたらなるべく近寄らないのがいちばんですね( ;∀;)
でも私は痛いよりかゆい方がつらいです。
かゆい虫といえば、こいつ。
かゆさが強烈なのが”チャドクガ”です。
チャドクガはご存じの方も多いと思いますが一度やられると体中に広がってとても辛いです。
かゆさに耐えられずにかいてしまうと余計に広がって、なおかつ跡が残ったり最悪です。
写真を見るだけで体がかゆくなってきそうなぐらい見た目も気持ち悪いです。
チャドクガはツバキ科の章句物によく付きます。
虫って頭がいいですよね、やはりチャドクガもいやがらせのように葉の表じゃなく裏に付きます。
これもイラガと同じで、毛に触れてしまうとかゆくなります。
ということは!
触れるとかゆくなるなら、触れなければかゆくならない!!
いやいや、奴らはそんなに甘くありません、、、
毛虫の毛は、毒毛針とよばれ、その毒毛針だけが風に乗って飛んできて、いつの間にか刺されてしまうのです!
こんな厄介な毛虫に刺されてしまった時の対処法は、
毛虫に刺された!と、気が付いたら、まず服を脱いでガムテープなどで刺されたと思われる部分の毒針毛を取ってください。
痒いからといって毒針毛が刺さったまま、掻き毟ってしまうと
針が皮膚の奥まで入り込んでしまい、悪化させてしまう可能性があります!
ガムテープなどで針を引き抜いた後は、流水で洗い流し、痒みや痛みがある場合は、
氷などで必ず冷やしてください。
毛虫によって、後が残ってしまうことがあるので
綺麗に早く治すのは、皮膚科で診てもらうのが一番だと思います(*_*)
季節の変わり目ですから、皆さんご自愛くださいね、、♪
食欲の秋、読書の秋、今年の秋も楽しんでお過ごしください〜(^^)/