2016/12/15

☆新商品入荷☆春に咲く日本固有種の大文字草「越前ダイモンジソウ」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・アオバナマルバオーレン

・エチゼンダイモンジソウ

・ガビサンリンドウ

の3点の草花たちです。

今回はこの3点の商品について紹介していきます。

青花マルバオーレンについて

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  • 学名・・・Sanicula caerulescens
  • 属名・・・セリ科ウマノミツバ属
  • 花期・・・1月〜2月
  • 花色・・・青
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

オーレンと名前につきますがオーレンの仲間ではなくウマノミツバの仲間です。

青花ミツバやブルーサニクルとも呼ばれ、早春に花茎を伸ばし青色と白色の混ざった繊細な小花を咲かせます。

葉は三つ葉で、丸みを帯びています。

最近人気が出てきている種で、丈夫な性質と花つきがよく次々に花を咲かせることからグラウンドカバーとしても使われています。

残念ながらミツバとは異なるので、食用には向きません。

 原産地

原産地は中国です。

重慶、四川省中央と南部、雲南省に分布しています。

 育て方

丈夫な性質ですが、強い直射日光を受けると葉焼けを起こしてしまう恐れがある為夏期は涼しい日陰で管理しましょう。

水やりは表土が乾いたらたっぷりやりますが、冬季の休眠期は控え目にするといいです。

用土は鹿沼土や火山レキを混ぜた水はけの良いものを好みます。

エチゼンダイモンジソウについて

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  • 学名・・・Saxifraga acerifolia
  • 属名・・・ユキノシタ科ユキノシタ属
  • 花期・・・5月〜6月
  • 花色・・・白
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

ダイモンジソウといえば秋に花を咲かすことで知られていますが、本種は春に花を咲かすことが最大の特徴です。

春になると花茎を伸ばし、感じの「大」の字のような白い花を咲かせます。

また通常のダイモンジソウには見られない葉の深い切れ込みも特徴的で、カエデダイモンジソウという別名もあります。

 原産地

日本固有種の山野草です。

本州の福井県、石川県の越前地方に自生し、山地の湿った岩上に好んで生育しています。

 育て方

もともと高山や渓谷の岩場に自生する植物なので、水はけのよい環境を好みます。

ただし乾燥を嫌うので、湿り気のある明るい日陰、半日陰で育ててあげるのがベストです。

気温の上昇にも弱いので、真夏は明るい日陰などの冷涼な環境で管理してあげましょう。

冬の寒さには強いですが、あまり寒風をあてると春の芽が痛む可能性があるので気を付けましょう。

基本一日一回水やりをしますが、冬場の休眠期は少し乾燥気味にやります。

ガビサンリンドウについて

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  • 学名・・・Gentiana rubicunda
  • 属名・・・リンドウ科リンドウ属
  • 花色・・・ピンク
  • 花期・・・4〜5月
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

リンドウにも様々な種類がありますが、本種は中でも一風変わった品種です。

一言でいえば矮性種で、春になるととても小さなピンク色の花を咲かせます。

花茎が伸びてもコンパクトにまとまるので鉢植えや寄せ植えなどにおすすめです。

 原産地

原産地は中国です。

雲南省、四川省、貴州省、湖北省などの高山に自生しています。

峨眉山は中国四川省にある名山です。

 育て方

夏季の蒸れと暑さが苦手なので、できるだけ風通しの良い涼しい環境で夏越しさせます。

花後に枯れた花がらを摘んであげると、タネに養分がいかなくて済むので株が弱まるのを抑えられます。

以上、今回入荷した山野草を紹介いたしました。

記事・・・飛田亮

投稿者: GardenPorter

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