2016/12/17

どうせなら植える鉢にもこだわりたい!植木鉢の種類まとめ!

まだ冬が始まったばかりだというのにつま先がしもやけになり、その痒さに悶え苦しみながら記事を書いているGardenPorterです。よろしくお願いします。

さて、今回の内容は草花を植える鉢、植木鉢についてです。

今まで散々植物のことについてとやかく言ってきましたが、そういえば肝心の植える鉢についてなにも触れていなかったとふと気付きました。

植木鉢は寄せ植えやベランダガーデニングにとって不可欠なものですし、なにより山野草は扱いが難しいものがわりとあるので、鉢植えとして個々に育てている方もきっと多いはず。

鉢にも様々な種類がありますが、そのデザイン性と機能性を鑑みて皆さんどれにしようか選ばれていると思います。

そこで今回はその手助けになるかはわかりませんが、市場に流通している鉢たちをざっと紹介してみようと思います。

プラスチック鉢

 

プラ鉢という略称でよく使われている鉢の一つです。

まず軽い。その軽さからハンギングとして吊るすのに適しています。

そして安い。安価で手に入りますが、どこか大量生産の安っぽい印象があるのは否めません。

水はけは悪く、温度を通しやすいため夏季は高温で鉢内が蒸れ根を痛める可能性があります。

素焼き鉢

 

プラ鉢と同様、ポピュラーな鉢の一つです。

プラ鉢よりも重く、割れやすいという欠点はありますが、排水性と通気性がいいという利点があります。

鉢全体に小さな穴が開いており、蒸れにくいため山野草の鉢としては相性ばっちしです。

テラコッタ鉢

 

テラコッタとはイタリア語で「焼いた土」を意味しており、海外制の素焼き鉢を指すことが多いです。

素焼き鉢よりも重く、やや水はけが悪いですがデザイン性が高く様々な意匠を凝らした鉢が流通しています。

陶器鉢

 

釉薬を塗って焼いているので、艶がありデザイン性が高くインテリアとしても使えます。それ故に高価です。

温度は通しませんが通気性は悪く、水はけを好む植物にはあまり向いていません。

合成樹脂素材鉢

 

FRP、ポリプロピレン、グラスファイバー等の合成樹脂を用いた植木鉢です。

どれも軽く耐久性に優れますが、通気性は悪く高価という欠点があります。

なかには健康被害が懸念されているものもあり、グラスファイバーなんかは触るとチクチクすることがあります。

スリット鉢

 

濃い緑色をしているものが主流で、サイドに深いスリットが入っているのが特徴です。

スリットのおかげで水はけが良く、根に優しい構造となっています。

ただし見た目が安っぽいのが難点です。

木鉢

 

木材で作られた鉢です。

見た目がナチュラルで可愛らしいですが、腐りやすいのが欠点です。

一時的なものとしてはいいと思います。

竹鉢

 

竹材で作られた鉢です。

木材同様、朽ち易いのが難点です。

和風の寄せ植えや正月の飾りなんかにいいと思います。

石鉢

 

石材で作られた鉢で、主に軽石をくり抜いているものが流通しています。

軽石なので見た目ほど重くなく、ロックガーデン的な雰囲気で山野草にもよく合います。

セメント鉢

 

セメントを固めて作られた鉢です。

無機質な印象でシンプルモダンな雰囲気と良く調和します。

衝撃に弱く割れやすいという欠点があります。

金属鉢

 

金属でできた鉢で、リメ缶などもこれに入るでしょう。

セメント鉢同様無機質でモダンな雰囲気に調和します。

錆び易いという欠点があり、水やりの際なにか対策が必要です。

以上、植木鉢の種類をざっと紹介してきました。

皆さんのお気に入りの草花に合う植木鉢を探してみてくださいね。

記事・・・飛田亮

 

投稿者: 飛田

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