本日はGardenPorterのおすすめの草花たちを紹介していきます。
今回紹介するのは、カンザキアヤメとヒメユキノシタです。
どちらも冬の間も楽しめる山野草ですので、ぜひチェックしてみてください。
カンザキアヤメについて
- 学名・・・Iris unguicularis
- 属名・・・アヤメ科アヤメ属
- 花期・・・1〜3月
- 花色・・・紫
- タイプ・・.・常緑多年草
特徴
アヤメと言えば通常なら初夏に花咲くことから、夏の季語としても知られている植物です。
暑い夏の水辺に咲くのがなんとも涼やかで見ていて癒される花の一つです。
ところが本種はその名の通り寒咲き。冬に咲く珍しいアヤメです。
1月〜3月頃になると紫色の優雅な花を咲かせます。
また、通常のアヤメと比べ草丈が低いのも特徴で、成長しても3〜40cm程度とあまり植え場所に困りません。
花が咲く位置も低く、葉の陰に隠れるように咲く小型の種です。
原産地
地中海沿岸〜西アジア原産のアヤメの仲間です。
育て方
耐寒性・耐暑性共に備えている丈夫な植物ですので、あまり手間はかかりません。
日当たりと、水はけのよい用土を好みます。
冬の寒さの心配はいりませんが、降雪地帯では雪の重みの折れてしまうことがあるので雪対策はしっかりとしておきましょう。
ヒメユキノシタについて
- 属名・・・ユキノシタ科ユキノシタ属
- 花期・・・4月〜5月
- 花色・・・白
- タイプ・・.・多年生宿根草
特徴
ユキノシタといえば様々な種類があり、当店でもいくつか斑入り種のものを取り扱っています。
しかし本種の特徴はその大きさ。葉っぱがとても小さく可愛らしいのが特徴です。
あくまで小さな葉の鑑賞価値が大きいですが、春には花茎を伸ばし白い花を咲かせることがあります。
とても小さくコンパクトにまとまるため、鉢植えや寄せ植え、草盆栽などに人気の品種です。
小さな植物がお好きな方はぜひ育ててみてはいかがでしょうか。
原産地
日本各地に自生するユキノシタの矮小品種です。
育て方
直射日光と乾燥を嫌う植物です。
日なたには置かず、半日陰か明るい日陰で管理してください。
湿った環境を好むので、どちらかというと水持ちの良い用土を好みます。
なめくじが発生しやすい環境にあるので、食害に注意しましょう。
以上、おすすめの商品2点を紹介しました。
記事・・・飛田亮