本日も新着商品がいくつか入荷しております。
今回入荷したのは
・アカバナタイワンバイカカラマツ
・ミズバショウ
・トチバニンジン
の3点の草花たちです。
今回はミズバショウとトチバニンジンついて紹介していきます。
ミズバショウについて
- 学名・・・Lysichiton camtschatcense
- 属名・・・サトイモ科ミズバショウ属
- 花期・・・4〜5月
- 花色・・・白色
- タイプ・・.・宿根多年草
特徴
私たちの身近に咲くわけではありませんが、印象的な花のかたちからか人気のあるミズバショウ。
春になると地面から白い花を咲かせます。
でもこれは花ではなく、仏炎苞と呼ばれる葉の一部だって皆さんご存知でしたか?
本当の花は中央の円柱状の部位で、小花がたくさん集まった花序となっています。
日本各地の高山や湿原に群生地が確認され、開花期には多くの観光客がミズバショウを求めやってくることもしばしば。
そんな不思議な魅力を持つミズバショウを、ご自宅で育て楽しんでみてはいかがでしょうか。
原産地
シベリア東部、千島列島、北海道と本州の中部地方以北の日本海側に多く自生しています。
高山の湿地帯に好んで生育し、関東の尾瀬沼などもミズバショウの群生地として人気があります。
育て方
乾燥を嫌い、湿った環境に好んで生育する植物です。
水を溜めた受け皿に鉢を置く腰水によって育てます。
乾燥と共に高温を嫌う植物でもあるので、特に夏季は受け皿の水が温まらないようにこまめに取り換える必要があります。
葉や茎にはシュウ酸カルシウムが含まれており、汁が皮膚につくとかぶれる可能性があるので気を付けましょう。
トチバニンジンについて
- 学名・・・Panax japonicus
- 属名・・・ウコギ科トチバニンジン属
- 花期・・・6〜7月
- 花色・・・白
- タイプ・・.・宿根多年草
特徴
薬用植物としても知られる、日本原産の山野草です。
薬用ニンジンの仲間で、初夏になると緑がかった小花を半球状に咲かせます。
花後には真っ赤な実をつけ、花よりも実に観賞価値があります。
根は根茎が肥大し、節がみられるため「竹節ニンジン」という別名でも呼ばれます。
葉は手のひらの様な形で、トチノキの葉に似ている為この名前がつきました。
古くは根茎を生薬として利用していました。
原産地
日本原産で、北海道、本州、四国、九州に自生しています。
山地の林内に好んで自生しています。
育て方
耐寒性、耐暑性共に備える丈夫な植物です。
ただし夏季は直射日光を避け、日陰で管理してあげるといいです。
水やりは表土が乾いたらたっぷりとやります。
特に用土も選ばない育てやすい植物です。
以上、本日入荷した山野草の中から2点を紹介いたしました。
記事・・・飛田亮