本日も新着商品がいくつか入荷しております。
今回入荷したのは
・リキュウバイ
・チチブドウダンツツジ
・アカバナミツマタ
の3点の草花たちです。
今回はハコネツリガネツツジとヒナマツリソウついて紹介していきます。
リキュウバイについて
- 学名・・・Exochorda racemosa
- 属名・・・バラ科ヤナギザクラ属
- 花期・・・4〜5月
- 花色・・・白色
- タイプ・・.・落葉低木
特徴
春には様々な種類の花木が開花しますが、リキュウバイもそのうちの一つです。
4月〜5月ごろになるとウメのような姿をした白い花をたくさん咲かせます。
同時期に咲くサクラやウメと比べるとさほど派手ではありませんが、落ち着いた奥ゆかしい美しさがあります。
日本に伝来したのは明治時代と伝えられ、直接的に千利休と関わりのあった花木ではありませんが、茶花として人気があったのが名前の由来とされています。
今では庭木や切り花としてもよく使われています。
原産地
中国の北中部原産です。
主に揚子江下流域に自生しています。
育て方
日当たりを好みますが、夏季の直射日光を浴びると葉焼けを起こしてしまう恐れがある為、夏場は半日陰で管理するといいです。
耐寒性が強いため、とくに防寒の心配はいらないです。
乾燥が少し苦手なため、用土は水はけが良く保水性もあるものを好みます。
剪定は春から秋の生育期に強く切るとそこから徒長枝が伸び樹形を乱す恐れがあるので、落葉した後の休眠期に行うのがいいです。
チチブドウダンツツジについて
- 学名・・・Enkianthus cernuus var. matsudae
- 属名・・・ツツジ科ドウダンツツジ属
- 花期・・・5〜6月
- 花色・・・赤
- タイプ・・.・落葉低木
特徴
出典:http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_1980.htm
街路樹や庭木として人気がある通常のドウダンツツジは普通、白色の花を咲かせますが、本種は燃えるような真紅の花を咲かすことが特徴です。
花期は春、枝先に釣鐘状の小花を房状に下垂させて咲かせます。
似ている種にはベニドウダンやサラサドウダン、前回紹介したハコネツリガネツツジなどがありますが、本種はその中で最も花の赤みが深いです。
葉は枝先に輪生し、ベニドウダンよりも粗い鋸歯があるのが特徴です。
秋になると色鮮やかな紅葉を楽しむことが出来ます。
原産地
本州の関東地方を中心に自生する花木です。
埼玉県の秩父の山地に多く自生することから名付けられました。
育て方
日当たりは日なた〜半日陰を好みます。
夏季は葉焼けの可能性があるので、西日の当たらない場所で管理しましょう。
水切れを起こしてしまうと花つきが悪くなる可能性もあるので、夏季は特に注意します。
また、真っ赤な紅葉を楽しむにはある程度日光にあてる必要があります。
花後に来年の花芽が形成されてしまうので、剪定する場合は花後すぐに行うようにしましょう。
以上、本日入荷した山野草の中から2点を紹介いたしました。
記事・・・飛田亮