本日も新着商品がいくつか入荷しております。
今回入荷したのは、
・ヤブコウジ「日達丸」
・白花マツモトセンノウ
・センノウゲ
・オグラセンノウ
・ハシカンボク
の5点の草花たちです。
今回はセンノウゲとハシカンボクについて紹介していきます。
センノウゲについて
- 学名・・・Lychnis bungeana cv. Senno
- 属名・・・ナデシコ科センノウ属
- 花期・・・7〜9月
- 花色・・・赤
- タイプ・・.・多年生宿根草
特徴
夏からこの時期にかけて、山草店で目が冴えるような赤色を目にしたならそれはセンノウゲかもしれません。
センノウゲはナデシコの仲間で、夏になると茎の先端に朱色がかった色鮮やかな赤い花を咲かせます。
花弁の先には細かい切れ込みが入るのが特徴です。
室町時代より京都の仙翁寺で栽培されたことが名前の由来となっています。
流通量が少ないため幻の花と呼ばれてきましたが、近年わりと見かけるようになりました。
人目を惹く色なので、夏〜秋の花壇や寄せ植えに活躍してくれるでしょう。
切り花や茶花にも人気があります。
原産地
中国原産です。
鎌倉時代の末から室町時代の始めごろに日本に伝来してきたといわれています。
育て方
耐寒性、耐暑性ともに強い丈夫な植物なので初心者にもおすすめです。
夏季の強い直射日光と水切れには注意しましょう。
強風で茎が倒れてしまうことがあるので、支柱を立ててあげると安心です。
ハシカンボクについて
- 学名・・・Bredia hirsuta
- 属名・・・ノボタン科ハシカンボク属
- 花期・・・8〜10月
- 花色・・・ピンク
- タイプ・・.・常緑小低木
特徴
小振りで可愛らしい日本固有種の常緑低木です。
夏になるとピンク色の小花を咲かし、秋まで次々と咲いていく花つきの良さが人気です。
成長しても30cm〜1m程度とコンパクトにまとまるので植え場所には困りません。
栽培の歴史は江戸時代からとわりと古いようです。
鉢植えや寄せ植えにおすすめです。
原産地
日本固有種で鹿児島県の屋久島、種子島とそれ以南の琉球列島に自生しています。
山地のやや湿った場所に好んで生育しています。
育て方
亜熱帯原産のため夏の暑さには強いのですが、強い直射日光を受けると葉焼けを起こしてしまうので夏季は遮光して育てます。
また耐寒性は5℃までなので、暖地以外は室内で越冬させたほうがいいです。
咲き終わった花がらを摘むと、次々に蕾があがり長い期間花を楽しむことができます。
以上、本日入荷した商品の中から2点を紹介しました。
記事・・・飛田亮