今回は、今まで入荷した商品の中からバイモユリとトキワヒメハギについて紹介していきます。
バイモユリについて
- 学名・・・fritillaria verticillata var. thunbergii
- 属名・・・ユリ科バイモ属
- 花期・・・3~5月
- 花色・・・白色
- タイプ・・.・宿根多年草
特徴
ユリ科の球根植物です。
早春~春頃になると、細い茎に釣鐘状の白い花を咲かせます。
花弁は淡く緑がかり、独特の網目模様が入るため「アミガサユリ」とも呼ばれます。
茎や葉は細く繊細な雰囲気があり、葉の先端はくるっと丸まります。
古くは薬用植物としても用いられていました。
茶花として人気があり、鉢植えはもちろん和洋問わず庭でも活躍してくれます。
原産地
中国東部原産です。
日本には江戸時代に伝わりました。
育て方
日当たりは半日陰の環境を好みます。
春は日当たりの良い場所で、夏は直射日光を避け風通しの良い涼しい環境で管理します。
用土は水はけの良いものを好みます。
開花後、種をつける前に花がらを摘み取っておくと来年も元気な花を咲かせてくれます。
トキワヒメハギについて
- 学名・・・Polygala chamaebuxus var. grandiflora
- 属名・・・ヒメハギ科ヒメハギ属
- 花期・・・3~4月
- 花色・・・紫色、黄色
- タイプ・・.・常緑小低木
特徴
ヒメハギ科の常緑低木で、名前にハギと付きますがハギの仲間ではありません。
春になると赤紫色と黄色のコントラストが目に映える可愛らしい花を咲かせます。
花には甘い香りがあります。
成長しても15~30cm程度と草丈が低いため、植え場所に困りません。
鉢植えや、グランドカバーにもおすすめです。
原産地
ヨーロッパの高山に自生しています。
育て方
日なたを好みますが、夏の暑さが苦手です。
夏季は直射日光を咲け、風通しの良い涼しい環境で育てます。
用土は水はけの良いものを好みます。
水やりは表土が乾いたらたっぷりと与えますが、夏場は蒸れを嫌うので乾燥気味に与えます。
以上、商品2点を紹介しました。
記事・・・飛田亮